後継者に限らず、創業者についても元々技術者の方であったりデザイナーの方であったり、
財務や法務等は専門外であって詳しくないことの方が多いです。経営に関する専門的な知識は多岐に渡り、
「本業は頑張れても経営に自信がない」と思われることは多いのではないでしょうか。

確かにあらゆる知識は必要ですが、専門家になるほどの知識は必要ありません。
皆が知識を持てるようであれば、世の中の専門家は必要ありません。重要なのは本業を極めることであり、
本業を極めることに関しては外部の人間が代わることができないのです。

では承継にあたり習得していきたい専門的な知識とはどのようなものでしょうか。
まずは、イレギュラーな事態が発生して必要な時に、何を調べればヒントを得ることができるのか、
誰に相談すればよいのか、
何を相談すればよいのかを判断できる「入口の知識」ではないかと考えます。
現在はインターネットの普及により検索はずいぶん楽になっていますが、
検索の際も事態を把握し何を調べたいのかが明確であれば、検索ワードによる絞込みもできますね。

本業以外のところでお悩みの方は、
まずは「辞書の引き方を習得するのだ」という気持ちで取り組まれてはいかがでしょうか。

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